5月8日より2週間ドイツで開催された第13回国際義肢装具協会に参加してきました。
また、知覚連動インサートのセミナーや義肢製作施設の見学もしてきましたので報告させて頂きます。

中部国際空港からフランクフルト。フランクフルトで乗り換えてミュンヘンへ向かいました。

フランクフルト空港で食べた、これぞまさに人生初めてのフランクフルト!

500ミリℓの水が250円ほど。ビールより水の方が高価でビックリです。

空港の入り口ではキャンピングカーのエアーストリームに翼をつけた
ユニークなコーヒーショップがありました。

ランツ フィッシャー先生の工房で知覚連動インサートのセミナーです。

セミナーでは足裏に専用のパットを敷いて、姿勢の変化をスキャニングで正確に読み取ります。

スキャニングするとこのような等高線で表示されます。
足裏に特定の刺激を与えることによって、股関節の内外旋まで
ある程度コントロールできることなど、驚きがたくさんありました。

ドイツと言えばやっぱりビール!
ほとんどが地ビールですが、癖が少なくとっても美味。
病院に併設している義肢装具製作所です

日本人と比べてドイツ人の体は大きいので、モデル修正も大変そうでした。

この光景は国を問わず一緒ですね。

靴屋さんで日本の下駄を発見
学会会場の外観。

ガラス張りの建物で、巨大なビニールハウスの様でした。
真夏はとっても暑そう。

階段には大きな広告。

ベトナムで使用されていた義足とのことです。

ユニークですが、ちょっと不気味。

オットーボック社の筋電義手

装飾義手とは真逆ですが、これはこれで奇麗だと思いました。

他のメーカーの場合。

会場でセグウェイ体験が出来ました。
体の一部の様な感覚で、とっても簡単に操作することが出来ました。

即席LLB
現場ですぐに適合できるのがいいですね。
試着としてはいいですが、普段の生活では出っ張りが気になります。

股義足です。デザインがいいとすっきりしてカッコイイです。

オズール社のパワーニー改良版です。
初期のモデルと比較すると非常に小さくなりました。
会場ではデモンストレーションされていました。
会場の雑音もありますが、あまり動作音は気になりませんでした。

学会らしい展示です。
この巨大な靴の大きさが伝わるでしょうか?

オットーボック社のランチョンセミナーに参加
海外の学会で日本の方に会うとほっとします。

学会会場ではお酒が振る舞われます。
大きなパーティーですね。
お酒が入ると会話が弾むのは世界共通です。
是非日本の学会もこのように・・・。

伽羅番の新サスペンションが展示されました。
その名はSAKAGE(逆毛)で、その名の通り一方向に傾斜する起毛ですので
ソケットの内側面に貼ることによって、シリコンライナーのピンを外した状態でも
義足を懸垂することができます。断端長が長く、ピンやピンを受ける部品のスペースの
関係でライナーをご利用できなかった方におすすめです。また。大腿義足でライナーを
装着されている方に多い、回旋の問題も解消できます。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。
ドイツ博物館へ行きました。
この博物館の廊下をすべて歩くと17kmあるという巨大な建物
始めは熱心に見ていましたが、全然終わらないので途中から流し見しましたが
大変でした。

この写真のように、お父さんが子供に説明している様子をたくさん見かけました。
直接触れながら説明できるドイツは「やっぱり違うなぁ」と
基本的な教育が根本から違うと感心させられました。
こんな間近で戦闘機を見たら、興奮しちゃいますよね。

大きな駅ではこのように鉄道模型がありました。
お金を入れると電車をコントロールすることができます。
僕は小学生の頃、鉄道模型にはまっていましたので
嬉しくてコインを投入!思わず子供に戻ってしまいました。
電車の待ち時間も楽しめますね。

美味しいドイツビールのレストランは地下が多いようです。
とっても雰囲気がよく、とてもにぎわっていました。

ここは黒ビールのレストラン。
料理のボリュームかすごい。
だた、日本食が恋しくなります。
黒ビールを写真を撮る前に飲んでしまいました。

ライン川の畔

岐阜県美濃加茂市には木曽川がありまして、
「ライン下り」という川下りがあります。
これが本当のライン川。
みんなお酒を飲んでゆっくりしていました。
柵がないと言ってもいいくらいですが、川の事故が少ないんですね。
お酒を飲んでも柵がないと不用意に近寄らなくてかえって安全かもしれませんね。