昨日仕上がった装具の検収を受けるため、名古屋市中区三の丸にある
「中央児童・障害者相談センター」に出向きました。
目的は現物検収といって、装具が見積り通りに製作されているのかチェックを受けるためです。
15分ほどで無事終わり、今度は患者さんの自宅に向かいます。
まずは新年のご挨拶。
患者さんに装具を装着していただき、試歩行。
なんだか安定感がありません。
足関節がやや背屈だったため、足を踏み出すと下腿部が無理に前方へ押し出され、体重がしっかり乗らないまま足が一人歩きしているようです。
足関節を底屈にし過ぎてしまうとやや反張膝膝になってしまい、前方に出にくくなってしまいますので、少しずつ靴と支柱の角度を調整していきました。
最後にネジを確認し、納品となりました。
笑顔をいただき、誠にありがとうございました。
美濃加茂に戻り、事務仕事を片付け帰宅。
19時からは美濃加茂市 太田宿中山道会館にて開かれる
「お茶の間ゼミナール」に出席しました。
筑前琵琶奏者の田中 旭泉(たなか きょくせん)さんによる琵琶演奏
曲目は「那須与市」と「熊谷と敦盛」でした。
平家の船に立てられた扇を、源氏側である弓の名手 那須与市 が矢で扇を射落とす「那須与市」
この話は中学校の授業で暗記したことがあったので、
「べべン、ベンベンベン」
という琵琶の音色と共に聴く「那須与市」はとても臨場感がありました。やっぱり生演奏はいいですね。
ここでお知らせ
3月19日(木曜日)の「お茶の間ゼミナール」
講師は 義肢装具士 堀江 耕太 です。
義足ってどんなもの? から 伽羅番の目指す義足 まで
幅広くお伝え出来ればと思います。
ご都合よろしければ、是非お出かけください。
日時 2009年3月19日(木曜日)
場所 美濃加茂市 太田宿中山道会館 お休み処「やどりぎ」
会費 会員1000円 非会員1500円
主催 お茶の間ゼミナール NPO法人 宿木 協賛
お問い合わせ 0574-23-2200(太田宿中山道会館)